観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

「ピープロチャンネル」スタート!!!

You Tubeで、「ピープロチャンネル」をスタートしました!

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ちなみに「ピープロ」は、Peace Production株式会社の略です。

こちらは私と、もう一人代表の折笠守拙さんと二人で、ゆるく語り合うチャンネル。

内容もつくりもゆるいです。

ゆるいというか、素(す)です。

 

特に打ち合わせとか構成とか、考えて撮ってないです。

「このテーマで撮ってみようか。」

 

「そうね。じゃあサクッと行ってみよう。」

 

っていう感じで、そのまま撮ってます。

でもそれなりに良いこと言ってます。(たぶん)


まずはトライアル的にしばらくいくつかトークをアップして行きますね。

 

ちなみに不定期更新ですので、あしからず。

私と折笠くんがたまたま一緒になった時に撮って、増えていくと思います。

 

ついでに一応申し上げますと、You Tuberを狙ってるわけではないです。

ただ、いろんなトークをあげてみてるレベルです。

 

とはいえ、先々の展望や、いろんな野望はあります!

 

番組のクオリティも上げつつ、いろんなゲストもお呼びして、ざっくばらんにトークを楽しみたいなと思っています。
あるいは、視聴者からのテーマのリクエストについてトークするなどなど!

 

なので、この初期のゆるくテキトーなつくりは、逆に希少価値と思ってご容赦くださいませ。

ちょっとお時間ある時に、なんかテーマに興味がある時に、あるいはヒマつぶしに。

 

ピープロチャンネルを、どうぞよろしくお願いいたします。

チャンネル登録していただけると、更新連絡が自動で行きますので、よろしければぜひどうぞ!

www.youtube.com

 

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関係性のマインドフルネス -Relational Mindfulness-、侍の悟り、そして"Dignity2.0"

2月23日にサンフランシスコでのスピーチが決まった、Wisdom2.0。

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アメリカ・シリコンバレーに世界中から集う数千人の「Wisdom」の持ち主へ認識技術を直接伝えにいける、ホントに楽しみなこの機会。

 

伝えたいコア・メッセージはもちろん、認識技術の創始者、Noh Jesuが発見した宇宙の根源、無の仕組みを表す真実の数式・0=∞=1。

 

シリコンバレーの科学者やTech系の技術者も少なからず参加するであろうこのカンファレンスに、この数式を伝えにいけるのは、とってもエキサイティング。

 

と同時にシリコンバレーは、世界でも珍しく、メディテーションが一般化されている地域。

 

実情は詳しくは知りませんが、スティーブ・ジョブズがZENをやっていた事実をはじめ、個人でも、企業としても、取り入れているところはたくさんあるのでしょう。

 

Googleはじめ多くの企業がマインドフルネスを取り入れているのは周知の事実。

ハーバード大学にもスタンフォード大学にも、マインドフルネスの専門書が並んでいるのが今のアメリカです。

 

この点、日本は例によって逆輸入的になって後追いしている感があり、ちょっといかがなものかと思う気持ちはありますが。

 

まあ、広い視野で見ればとても良い時代の傾向だと思いますので、それはさておき。

 

ご参考に、よろしければこちらの記事もどうぞ↓

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「禅の悟り」について

そんな背景もあり、Wisdom2.0自体が、マインドフルネスの一大カンファレンスでもあります。

 

しかし翻ってZENの発祥はというと、これは東洋、中国ですね。

一般的には達磨大師がその祖とされます。

 

アメリカにはいろんな方がZENやマインドフルネスを伝えに行っているのだと思いますが、サンフランシスコのZENセンターに関しては、日本の曹洞宗の禅です。

 

曹洞宗の開祖は道元福井県にある有名な永平寺が、曹洞宗の本山。

ということは直接的には、日本の鎌倉時代の禅がサンフランシスコに伝わり、今の北米でのZENとマインドフルネスの隆盛を生んだ大きな要因とも言えます。

 

鎌倉時代は、武家政権。以後700年に渡り、侍という特殊な存在が社会を統治した、世界に類例のない時代です。

 

剣禅一如の精神で、剣の鍛錬と共に深く心を鍛錬した、日本の侍の精神文化。

 

それはのちに、信長、秀吉から家康の時代へと移り変わる中で、高次の精神性を帯びた茶道の精神文化へと継承されて行きます。

 

剣の心と、茶の心。

どちらも大事な武士の嗜みでした。

 

そして、剣の道も、茶の道も、どちらも等しくその「道」の究極の境涯は、この宇宙森羅万象の根源とつながり、「それそのもの」とひとつになる、

 

「悟り」

 

への到達だったと思います。

 

しかし、いわゆる「禅の悟り」とこの「侍の悟り」は、そもそも大前提が全く違うものですね。

 

禅は、達磨大師の「面壁九年」の伝説に象徴されるように、そもそも他者が存在せず、また他者の存在を省みない鍛錬法です。

 

これは仏教の開祖のブッダの悟りがそもそもそうなので、当然と言えば当然。

 

と同時に、自他の分離が存在しない「真実のひとつ」の世界に到達するための心の鍛錬なので、他者を存在させない前提での修練と言うのは、もちろんOKでしょう。

 

しかし問題は、悟りを得て究極にマインドフルな状態になったとしても、この現象世界に心を戻した時には、「他者」が存在する、ということです。

 

実際ブッダも、家族や弟子、自分の組織についてなど、関係性の問題で相当苦労したと言われています。

 

人間、そして人間社会の最大の難題の一つは、この「関係性の問題」に他なりません。

 

身近な家族、友人、恋人から、企業、民族、国家、宗教など、全て、「関係性の問題」をクリアすることに莫大なエネルギーを費やしています。

 

これに対して、自分の宇宙を完成させる「禅の悟り」は、特に有効な手立てを講じることができているでしょうか。

 

もちろん、自分の心が平和になり、偏見が静かになり、嫉妬や怒りが静かになった状態でいつも他者と出会えれば、その効果は絶大です。

 

しかし人間は関係性の生き物ですので、人生のいろんなシーンで、ちょっとしたやり取りで、すぐにそのマインドフルな心の状態はかき乱され、関係性も崩れてしまいます。

 

さらに、関係性をクリアにするだけでなく、関係性から新たな創造性・革新性を生み出し続けるためには、たくさんの交流、議論をする必要があります。

 

未来を新たに結び上げていく、というこの大切な関係性の一側面に対して、「禅の悟り」は適用能力をさほど持ち得ないと思います。

 

「今、ここ」に心を集中させるマインドフルネスは素晴らしいものですが、その価値をもう一歩高める上でも大切なことは、「関係性」と言う人間の宿命的な課題にもっと深く切り込み、汎用性を持つことができる、

 

関係性のマインドフルネス -Relational Mindfulness-

 

を探求することだと思うのです。

 

そうなると、そもそも禅の悟りは大前提として関係性については直視していませんので、当然ながら、「関係性の問題」への適用力はあまり期待できないでしょう。

 

例えば、


人間関係の本質とは何か?


「関係性の問題」を生みだす根本原因とは何か?

 

出会いと交流から創発性を生みだすためのイノベーションの原理とは何か?

 

こういった「問い」に対する「答え」を案内できる悟りではないからです。

 

「侍の悟り」について

では、「侍の悟り」はどうでしょうか?

これについては、Noh Jesuさんが著書『宇宙一美しい奇跡の数式』の中で語っているので、恐縮ながらまるっと引用してご紹介。

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ページでいうと223~225ページです。

 
「人と人、つまり宇宙と宇宙が出会うその極限状態のなかで、自分と自分の宇宙をゼロ化してしまう。宮本武蔵の到達した境地を見れば、どう考えてもそうです。」

 

「しかも、どちらか死んでしまう剣と剣の真剣勝負の世界から、心と心の真剣勝負の世界まで新しく創造しました。千利休の茶道がそれです。

 

私はずっと千利休をモデルに、日本の素晴らしさと真実の世界を描く映画を創りたいと思っているんですけど、茶道はまさしく悟りの世界です。侍の勝負の緊張感が、とても美しい文化の場として、茶道の体系のすべてに生きている。

 

武道も茶道も、相手に対する敬意をとても大切にするじゃないですか。礼に始まって礼に終わる、と。

それは、相手の尊厳性そのものに対する敬意だから。年齢、立場、段位の上も下もなく、皆がお互いに敬意を払う。美しいですよ。まさしく尊厳関係です。

 

その日本の心感覚や深い関係性を、しっかり現代化して教育産業化して、日本から全世界に広げて活かしてほしい。

 

なぜなら、現代の最先端産業をリードする科学技術、IT技術の本質までをすべて持って、それを補っていける人間開発の技術がないと、これからの人間社会の価値や秩序が大変なことになっていくと思うからです。」

引用終わり。

 

という感じですね。

 

他者が存在する前提状態で、剣と剣、心と心の真剣勝負の究極の心の境涯において、自他の分離を超えて、完全に「ひとつそのもの」になる。

 

しかしながら「侍の悟り」はこれまた高度に感覚的で抽象度が高すぎるために、その本質をシンプルに共有したり、日常生活に活かす体系やメソッドになっている訳ではありません。

 

この問題を越えるためには、「侍の悟り」の本質に隠れた「仕組み」や「意味、価値」を明らかにする必要があります。

 

認識技術は、この問題に対する有効な処方を提示できるようになったものだと言えます。

 

キーワードで言えば、「間の悟り」ですね。

そしてNohさんの本にも書かれている通り、「間の悟り」を数式で表せば、「0=∞=1」になります。

 

そしてこの数式を、哲学的、あるいは心理学・社会学的な文脈で位置付けるなら、「侍の悟り」の本質にある深い心を基盤とした尊厳関係に通じる、「Dignity2.0」ということになります。

 

Dignity2.0

Dignity2.0は、0=∞=1が象徴する人間の究極的本質、「絶対尊厳」を表しています。

 

詳細はここで書くのはまたひと苦労なので、今日は書きません。

Nohさんの本や、認識技術のセミナーで触れていただければ幸いです。

 

「禅の悟り」の一番の出発点であるブッダは、幼い時に「天上天下唯我独尊」という言葉を残したと言われます。

 

この言い伝えは一つの伝承ですが、この言葉の意味を私なりに解釈すると、

 

「唯我独尊」は、体の自分のことではなくて、菩提樹の下で悟りを得て、「真実そのものの自己」、つまり絶対尊厳の自己そのものに気づいたからこその言葉でしょう。

 

これがまさしく、Dignity2.0です。

 

そして、これを人と人との関係性にまで適用できる要素を持っているのが、「侍の悟り」、関係性のマインドフルネスです。

 

しかし前述の通り、「侍の悟り」だけでは、関係性の根本問題が何なのかという具体的・論理的な定義はできていません。

 

そこで、認識技術が明確にその根本原因を規定した、人間共通の脳機能の限界、そして「観点の問題」を理解することが必須になってきます。

 

さらに、「ひとつそのもの」の世界から、創造が始まる「仕組み」とは一体何なのか。

 

言い換えれば「無から有が生まれる仕組み」とは一体何なのか、という難題を明確に規定できたからこそ、関係性の次元を進化させていく創造性の鍵を提示することができるようになりました。

 

これは、今現在のマインドフルネスブームのもう一歩先のテーマ、あるいは議論として、ぜひフォーカスされるようになって欲しいなと思います。

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それで、せっかくWisdom2.0に参加し、Googleでのディスカッション含め4日間もいろんな方と話す機会があるので、私のこういった考えも共有して来ようと思っています。

 

ちなみにDignity2.0時代を生きるための実践的なガイドラインを日本社会でも広めて行きたいなと思い、現在、ハーバード大学心理学教授のドナ・ヒックス氏の著書『Dignity』をベースに、認識技術の要素をプラスアルファしたセミナーを始めています。

 

ご本人からも、ぜひ彼女の本の内容含め、「Dignity」の大切さを世界中に一緒に広げて行きましょうね、という話をしてまして、今後のことも構想中です。

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2月18日には「Dignity2.0セミナー」を開催しますので、ご興味ある方はどうぞお気軽にいらしてくださいませ。

ハーバード大学心理学教授著書に学ぶ これからの生き方・成功・幸せの新スタンダード Dignity2.0セミナー

 

長くなりましたが、最後に。

「侍の悟り」のような日本の精神文化の本質とその真価は、アメリカはもちろんですが、世界中のどこでも、まだまだ正確に伝わってないなあ…。

 

ということを、海外に出ると、いつもとても残念に思います。

 

日本から世界に発信する姿勢が足りないこともあるのでしょうが、世界に通用する表現や体系としてまとまってないのも一つ大きな問題なのでしょう。

 

感性や情緒が高度で、抽象度が高いものは、どうしてもそうなるのですが。

 

そのもどかしさを突破する為に、数式で、科学の言葉で、哲学の言葉で、心理学の言葉で、日本の精神文化の本質を世界に発信できる、「0=∞=1」の可能性。

 

その可能性を可能性で終わらせず、現実のものにしていく為に、Wisdom2.0の機会、しっかり活かして楽しんで参ります。

 

今回、僭越ながらドキュメンタリー映像として後世に残そうと思い、クラウドファンディングでプロジェクト化もしています。

 

ありがたいことに神速でファンディングSUCCESS!のゴールテープを切りましたが、引き続き心を寄せて見守っていていただけると有り難いです。

 

パラダイム転換の新たな、そして明確な基準点を、日本から世界へ、発信して参りましょう!!!

camp-fire.jp

進化する、「プロジェクトの意志」。

クラウドファンディングで申請していた5,000円と10,000円のリターンの追加枠、無事に審査がおりました!

camp-fire.jp


よかったです。

ほっと一息。

 

立場的に、私はもちろんご支援をお願いし、頂いている側ではあるのですが、こうしてみなさんのご支援の結果としてプロジェクト全体が盛り上がって行くのは、なんだか違う意味での嬉しさが広がります。

ファンディングそのものももちろん大事だしホントにありがたいのですが、ある意味それよりも、プロジェクトそのものと一つになり、共通のプロジェクトの意志を持って、未来に向かって一緒に成長しながら歩いていける喜びのような。

 

プロジェクトそのものが、一つの生命性を帯びてくるような。

 

そして、未来に向かう「プロジェクトの意志」が、そこに心を寄せてくださる方に対しての、生きる力の一部になるような。


その「価値」が、クラウドファンディングの大切な意義なんだなと感じます。

そして、その心が生み出す「価値」が、社会を変えて行く力になる。

 

そんな気づきを頂いて。

ありがとうございます、を無限大。

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