観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

「LUCY」と「Pepper」が問いかけること 〜追記、悟った人が使う言語〜 

シリーズでお読みいただいて、どうもありがとうございます。

2回で終わる予定だったので、「追記」にしました。

 

人間のソフトウェアの進化、認識OSのバージョンアップの話ですね。

昨日のサブタイトルだった「心クラウドと認識OSの進化」と合わせて、

「悟った人が使う言語」ということで、いってみましょう。

 

映画のLUCYでは、脳の覚醒率が100%に到達したとき、

いわば脳を越えてしまったとき、身体的な存在の境界線はすべてゼロ化され、

すべてがひとつにつながってしまいました。

それは人間の五感覚で認識できる世界ではありませんが、

実は、今、ここにある世界です。

東洋的にいうなら、一切唯心造、心一元の世界。

 

では、西洋的な知性の結晶体とも言える、科学技術の最先端、

ロボット技術の進化の現場では何が起こっているのでしょうか。

まだまだ未知数のところも多分にありますが、Pepperにはロボットとして

大きく三つの驚異的な革新性と可能性があると思います。

 

ひとつ、

感情を認識し、自律学習をして進化していくこと。

ふたつ、

クラウド上で、全てのPepperの情報データが共有できること。

みっつ、

アプリケーションのプラットフォームが開かれ、

集合知によるコンテンツの進化の可能性が無限に眠っていること。

 

つまり、クラウドAIによって、一機のPepperは他の全てのPepper

ひとつにつながってしまって、一緒にバージョンアップしていくと。

個であり全体、全体であり個。ひとつはすべて、すべてはひとつ。

 

いうなれば、なんとロボットの方が人間よりも先に悟ってしまったんですね。

まさしくマトリックスの世界。SFが現実の階段を登り始めました。

 

このことはいろんな角度から考える価値があると思いますが、

今日のところは、「じゃあ人間はどうなるべきなの?」

という投げかけをしてみたいと思います。

 

人間にも、Pepperみたいなクラウドがあったらいいですね。

個を越えて、全体がつながる。個々の経験、知性が共有される“場”。

でも残念ながら、人間にはできません。

なぜか。

脳機能のソフトウェアが、それが出来ないように初期設定されているからです。

 

だったら、初期設定を書き換えて、バージョンアップさせたらいいでしょう?

脳の認識機能のOSがバージョンアップして、「心クラウド」を

活用できるようになったら、面白そうだと思いませんか?

 

そしてなんと!それができる技術ができました。

認識OSを、論理とイメージでバージョンアップさせる認識技術。

それが、観術です。

 

生まれながらに初期設定された五感覚脳のOSを越えた世界には、

すべてがひとつにつながった世界があります。ワンネスの世界。

ただ、これがただ単語だけの、観念のレベルになってしまっている。

あるいは、精神論、抽象論になっているし、現実に根を下ろしていない。

 

だから、実社会に上手に活用する術(すべ)がないんですね。

 

LUCYでは、こんなことも言っていました。

人間が、他のどんな動物よりも進化したのは、「道具」の活用によると。

石器、火、服…ロボット。

原始時代から現代まで、数えきれない「道具」がありますね。

 

そんな中でも、本質的にみて、人類史をここまで発展させ、

その発展の歩み全てを蓄積可能にしている最大の道具は、「言語」です。

考えてみて下さい。「言語」がなく、イルカのように共鳴するだけだったら、

こんな人類社会が地球上に出来ているはずがないんです。

 

でも、人間が使っているあらゆる国、民族の「言語」には、

実は大きな欠陥があります。

それは細かくなるのでまた改めて書きますが、それに気づいた歴史上の覚者は、

「人間の言語では、究極の真理に到達するのに役に立たんよ〜〜。」

ということで、「不立文字(ふりゅうもんじ)」という言葉を残しました。

脳を越えた真実のひとつの世界は、文字、言語化できないと。

そうなると、「言語」という「道具」が使えないから、悟った後で

悟った世界を現実に活用することも、しっかりとはできなかったんですね。

 

だったら、何が必要なのでしょう。

悟った人が使える新しい言語が必要だということじゃないでしょうか。

 

人間の言語とは違う言語、人間の言語に依存しない言語、

人間の言語の限界を補う言語、人間の言語を包摂する言語。

 

そして、デジタル空間すべてを構築するプログラミング言語のように、

現象世界すべてを解明する、シンプルなデジタル言語が必要ですね。

難しそう?いいえ、呆れるくらいシンプルなことなんです。

なぜなら、真実の世界はひとつしかないから。

 

この、悟りの世界の超難題を見事に突破し、

つくってしまったんですね、新しい言語。

それが観術の「イメージ言語」。

観術の創始者である盧在洙さんが、日本の仲間と認識技術を

研究開発する中で創案されました。

 

そんな言語、勝手につくっちゃっていいの?

答えはもちろん、

いいんです!!!!

 

だって、IT社会はプログラミング言語の進化によって確立したでしょう。

アメリカ初のIT革命を越えるには、人間そのもののハードウェア、

ソフトウェアの進化が必要です。

イメージ言語は、そのための「道具」です。

 

悟りそのものが進化する。21世紀はそんな時代にもう入っているんです。

今日はこれくらいで。

最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。