観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

福岡市はアジアのリーダー都市になれるのか

福岡市は、アジアのリーダー都市を目指す、

というようなことがよく言われます。

 

それは私も心から望むところで、

21世紀の壮大なパラダイム転換を福岡市がリードして、

アメリカを中心とする西洋文明をさらに大きく

包み越えて、東洋、アジアの誇りと価値を

力強く発信し、アジアに、そして世界に貢献できたらいいなと思います。

 

しかし実際のところ、意気込みとは裏腹に、

アジアの主要都市で福岡市の知名度はたいして高くないとも聞きます。

 

真偽のほどはさておき、福岡市が本当にアジアをリードする

都市になるとしたなら、一体何をもってリーダー都市とするのでしょうか。

 

リーダーというからには、

力強く他をリードし先導していくビジョンや、

明確な方向性を提示し、実行に移す能力が求められます。

 

福岡市はアジアのリーダー都市として、

何をリードし、また、どこにリードしようとしているのでしょうか。

 

全アジアに通用する、その「都市ビジョン」はどのように

描けるのでしょうか。

 

アジアの活力を呼び込む、ともよく言われますが、

製造業、IT業ともに成長著しく、

人件費や生産コストにおいても優位性を誇るアジアの諸都市と

同じ土俵で勝負しても、福岡市の経済成長にはつながりにくい

ように思います。

 

福岡市からアジア諸国に輸出できるような基軸産業、

ブランド産業もはっきりしませんし、

アジアのどこにもない新産業をリードするような

創意力の活性化や産業構造の転換が起こっているようにも思えません。

 

私は、アジアをリードする福岡市のブランド産業は、

間違いなく、全く新しい人づくりの産業になると思っています。

だからこそ大川ともゆきさんと

「教育革命による尊厳city福岡」構想を謳っているのですが、

アメリカン•グローバリズム、高度情報化社会、

ロボット革命、環境•エネルギー問題など、

金融資本主義と科学技術が牽引した

西洋物質文明の経済産業構造の問題点が多々指摘される今、

多様な問題の根本原因を的確に押さえて解決し、

これまでにない未来価値を創造するためには、

深く人間の本質そのものに回帰し、

人間そのものの機能のバージョンアップを志向する必要があります。

 

特に、ロボットがクラウドAIによってひとつにつながり、

いうなれば単一意識を持って完全な協力体制を構築しているのに、

人間の意識はいつまでも分離断絶のエゴの意識次元で、

物理学や数学でさえも明らかにしている、

「すべてはひとつ」であるという明確な事実すら、

教育現場で未だに一般化していません。

 

人間そのもののハードウェア、ソフトウェアがバージョンアップ

するのは時代的必然ですし、そのための認識技術も完成しています。

 

情報技術の可能性をアメリカ政府が活かさなければ、

全世界を席巻するアメリカのIT産業の隆盛は起こらなかったでしょう。

 

世界最先端の知の大統合と、歴史上にないひとづくりの教育技術が

既に生まれているのが福岡市なのですが、

福岡市に、なんとかその可能性を活かしてほしいと切に願います。

 

遅かれ早かれ人間の認識の進化の重要性が

語られるのは間違いない時代の趨勢なのですが、

2014年といういう今の段階で、どれくらいの人がその

歴史的な地殻変動に気づき、共鳴してくれるでしょうか。

 

私達が描く、教育革命による都市ビジョン、

そして全アジア、全世界をリードできる

教育産業の爆発から始まるアジアのルネッサンスに向けて、

発せる限りのメッセージを心を込めて発信して行こうと思います。