観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

安倍政権が進める国家戦略特区とは

今日はひとまず、福岡市の国家戦略特区

ポイントを考えておこうと思います。

 

福岡市のホームページからも閲覧できる国家戦略特区の資料によれば、

国家戦略特区の概要は

 

•目的

「大胆な規制・制度改革を通して経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を図るもの。」

とあります。

 

いわゆる規制緩和構造改革ですね。

それを通して、グローバル経済の中での競争力を高めようと。

 

日本はもうずっと長い間規制緩和構造改革が叫ばれてますが、

大きくみればその流れの一貫で位置づけられると思います。

 

さて次は、

•内容

「政令で定められた区域ごとに設置される国家戦略特別区域会議(国家戦略特別区域担当大臣,関係地方公共団体の長及び内閣総理大臣が公募等により選定する民間事業者で構成)において,国家戦略特別区域(以下「国家戦略特区」という。)ごとに定められる区域方針に即した区域計画を作成し,内閣総理大臣の認定を受けて実施するもの。」

とあります。

 

驚くのは、担当大臣と首長と総理の主導により選定された民間事業者との会議で計画を策定し、総理の認定を受けて実施する、というように、安倍総理自らがかなり積極的に踏み込んで主導しているところですね。

 

安倍自民党政権として、かなり直接的に力を入れているのが伺えます。

高島市長にも期待をかけているところでしょうし、

麻生副総理(財務大臣兼金融大臣)が後ろ盾となって

推進しているであろうことは想像に難くありません。

 

福岡市の区域方針としては大きく二つ。

1、 企業などの開業率の向上

2、イノベーションの推進及び新たなビジネス等の創出

があるようです。

 

そのための規制改革については、国からもともと示されているもの

だけではなく、新たな規制改革の追加提案については、

かなり積極的に進めて行く姿勢が伺えます。

 

特区に関連する国,福岡市などの

施策・規制改革・税制を政策パッケージ

として一体的に推進していく。」

とあり、それを通して、世界一チャレンジしやすい都市をつくる、

というのが大きな方向性です。

 

目指す都市の姿としても、

(1) 創業や第二創業,再チャレンジが実現しやすい,エコシステムを持つ都市

(2) グローバル市場と容易にアクセスできる自由都市

(3) グローバルビジネスを進めるための都市機能が整っている都市

 

と三つ掲げられていて、

他の部分の資料からも、

グローバルビジネスの促進がかなり中核にあるのがわかります。

 

さて、ではこのグローバルビジネスの拡充を

はかる上で、どんな領域での規制緩和構造改革

計画にのせているのか、それが要点ですね。

 

それが福岡市と、ひいては福岡市をモデルとして

展開しようとしている日本社会にどんな未来をもたらすのか、

明日は少し具体的なところを考えてみたいと思います。

 

とにかく、安倍政権がテコ入れして

現市長と一体化した協力体制で進めようとしているのが

福岡市の国家戦略特区であることは

間違いなさそうです。

 

これは福岡と日本の未来にとって大きな意味を

持つものになる可能性が非常に高いので、

私なりにしっかり考えてみたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!