観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

福岡市の行財政改革、待機児童、少子高齢化…何が問題?

今日から、2014年の福岡市長選挙での大川ともゆきさんの政策について、私が思うところを書き連ねてみたいと思います。

 

途中でブログが止まってしまっている国家戦略特区や日本の外交、憲法や平和秩序についての事なども、尊厳city構想の七つのステップと繋げながら書いてみます。

 

今回の福岡市長選の争点は、国家戦略特区にも関係する福岡市の成長戦略行財政改革、待機児童や子育て、雇用や少子高齢化の問題、そして中長期的に人口減社会に向かって行く福岡市の未来像をどう描くのかなどなどが報道されています。

 

どの問題も現実的には、魔法のように簡単に解決できるものではありません。

最終的にどの候補が新市長になったにせよ、市長も市役所も議会も、市民と共に地道にひとつひとつ出来ることを積み重ねながら解決に向かって尽力されるのでしょう。

また争点とされてる課題だけではなく、他にも上げれば簡単に数十個は出てくるくらい、行政課題というのは山積みです。

 

人間ひとりが生きて行く上でも色んな問題を抱えるのですから、150万人もの人間が生きている巨大な共同体が沢山の問題に埋もれてしまうのは当然です。

 

そういった問題に対して、公のために自分の人生を捧げるのが政治家の仕事ですから、利権にまみれず本当に理想的な政治文化が創られて行くようになって、政治家という役割はもっと敬意を払われる存在になっていったらいいなあと思います。

 

さて、政治家はそういった問題の原因に対しての診断をして、有効な処方を打ち出して、効果のある結果を見せることが厳しく求められます。

 

ただ、その時にとっても重要なことがあると思います。

 

それは、たくさん存在する問題の、本当の根本原因はそもそも一体何なのだろう、という「診断」。

言葉を変えれば「問題発見」「問題の規定」です。

 

診断→処方→効果、という一連の流れでみたときに、そもそも何が市政の本当の問題なのか、問題の根本原因とは何なのかという「診断」を誤れば、「処方」も間違うし、結果として「効果」も生まれない結果になってしまうからです。

 

そうすると、ただ時間やお金や人員、労力やエネルギーが投入されて、無駄に蒸発して、徒労感やあきらめ、いらだちばかりが募ることにもなりかねません。

あるいは、モグラ叩きのように、いつまでも終わりなく問題が問題を生み出すこともあるかもしれません。

 

逆に、対症療法ではなく根本解決路線に立つことで、問題が解決される、問題がもう生まれなくなる、という方向性が出来れば理想的ですよね。

 

それと、たとえば候補者マニフェストは明確な予算や期限を提示できればもちろんベストですが、その姿勢だけではどうしても行政主導のトップダウン型にもなりやすいですし、選挙戦においては、明確に予算や期限を提示できるのは、私は正直言って現職だけなんじゃないかと思います。

 

もちろん各候補が具体的な計画を立てることは大切ですけども、行政内部の情報や現状認識があまりにも未知数な状態で中途半端に約束することじたい、逆にいい加減で不誠実なんじゃないかと思うのです。

 

だから実際に当選してやってみたらやっぱり無理だった、ということにもなりがちですし、それをまた批判されて、メディアで報道されて、政治不信が増幅されて行く。

それで政治なんてあきらめる、政治に期待しない、不平不満が蔓延する、と。

 

そんなちょっとおかしな構造も出来てるんじゃないかと思うのです。

 

行政主導でひっぱるリーダーシップが必要なときもあるでしょう。

逆に、市民の参画意識や主体性を活かすためにも、問題の本質と解決策を市長も市民もフラットに、一緒に頭つきあわせてトコトン考え抜くことも必要だと思います。

 

でもそれをすることは、実はかなり勇気と覚悟が必要です。

 

説明責任を果たす意志。

情報公開をする勇気。

批判や要望を突きあげられる覚悟。

粘り強く対話するコミュニケーション能力。

合意点までしっかりとまとめあげる能力。

しかもそれを可能な限りスピーディに進める実行力、などなど、言葉でいうほど簡単なことではありません。

 

でも、本当にひとり一人が自分の主体性を持って社会に関わり、より良い未来を創ろうとするなら、本当はそういう場こそが何より大切だと思うのです。

 

選挙があるときに投票するだけでは、ニセモノの民主主義です。

いつでも自分たちの問題意識をしっかりと自分たちの街づくりに反映できる民主主義、そしてひとり一人の尊厳性と意思を大切にする民主主義。

 

それがホンモノの民主主義、大川ともゆきが掲げる尊厳民主主義の基本姿勢です。

 

それを現実にするための、誰もやったことのない政策の挑戦。

それが、尊厳city構想の七つのステップの第一、「問題発見会議の設置」です。

 

大川さんのホームページの政策発表の資料には、次のように説明されています。

 

福岡市の借金問題、行財政改革、子育て、高齢化、就業、雇用

不安…。複雑多様な問題に対して、市民の声を反映しない

トップダウン型の対症療法では、もはや根本的な解決はできま

せん。

多様な問題の本質にある「本当の問題とは何なのか?」、市長、

市職員、議員、有識者、市民等が参加する「問題発見会議」を

テーマ別に設け、オープンな場で徹底的な公開討論を重ねなが

ら、ボトムアップ型の根本解決を進めます。


大川知之(おおかわともゆき)公式HP -尊厳City福岡-(福岡市長候補)

 

この政策が持つ価値が、広く福岡市民の皆さんに認識されることを、心から願っています。

そして、近い将来日本のどこか他の都市でも、この尊厳city構想のモデルを挑戦する自治体が生まれて行くかもしれません。

 

今日はこの辺で。

長文、最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました!