観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

『みんなの夢がかなうハイパーコネクション都市 −わくわく尊厳シティ−』未収録の第七章《vol.6》

『みんなの夢がかなうハイパーコネクション都市 −わくわく尊厳シティ−』未収録の第七章

《6》先人たちの残した意志

 

「あるものは理性によって、あるものは信仰によって、ある者は闘争によって、またある者は真理によって、人類歴史を前進させるべく時代の意志と対峙し、人間社会の進歩の意志を全世紀に渡り刻み続けた。」

 

人間の尊厳性を輝かせるための先人たちの時代変革の意志は、歴史上、さまざまな形で表れました。

 

上手くその意志が結実したこともありますが、結果的には失敗に終わったこと、誤解や非難や混乱を招いたこと、理解されず馬鹿にされたこと、逆に弾圧を受けたこと、名誉も生命すらも奪われたことなど、まさしく先覚者が運命付けられた涙の歴史が延々と続いています。

 

より良い社会を求めて、思想家や哲学者、数学者や科学者や法律家や政治家などは、持てる限りの理性を使い、人間と人間社会のあるべき理想を謳い、実践し続けました。

 

古代ギリシャソクラテスプラトンアリストテレスに始まり、特にルネッサンスによって人間理性の輝きが再び大きく光を放つようになってからは、天動説から地動説への大転換、科学革命、近代啓蒙主義学術の開花など、西洋が人間と社会のあり方を「近代」へと大きく前進させました。

 

特に歴史の大きなターニングポイントになったフランス革命は、暴力的な闘争の側面もありましたが、フランス革命以前も以後も、自分たちが求める理想的な社会の実現に向けて、その時代の権力や常識を覆すためには暴力的闘争という過激な手段を取るしかない、という結論に至った事例もたくさんあります。

 

また深く真摯な信仰によって、人間と社会の幸福と平和と愛を祈り、深い心の作用と祈りの波動を共振させながら、静かに、しかし力強く人間の尊厳を願った人々もいます。

 

そして、イエスや釈迦に代表されるように、真理そのものを説くことによって、深い人間の尊厳性の目覚めを願い、人生と命のすべてを捧げた先人たちもいます。

 

イエスは三十三年という短い生涯の中での十字架上での死によって、釈迦は過酷な伝導の人生で八十歳を越える高齢の死の間際まで、それぞれの死に様、生き様を通して、今でも多くの人々の心に、強く真実の人間のあり方を語り続けています。

 

こういった先人たちの意志は、その時代そのものよりは、むしろ後の世になってその意義が大きく認められるようになる場合が多々あります。そして今私達が享受している現代文明は、彼らが歴史に刻んだ強い意志の遺産という恩恵によって形成されていることは間違いないことです。

 

自らの人生を通して、一歩でも、半歩でも、社会が前に進み、人間がより人間としての尊厳性を認められる世の中になってほしい。そう願った先人たちのその全世紀に渡る意志の振動は、今ここで、私達の中にも、強く脈打っているのです。

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