観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

『みんなの夢がかなうハイパーコネクション都市 −わくわく尊厳シティ−』未収録の第七章《vol.9》

『みんなの夢がかなうハイパーコネクション都市 −わくわく尊厳シティ−』未収録の第七章

《9》先人たちの遺産を包み込んで

 

「それは人類歴史の先人の遺産としての、あらゆる科学的、哲学的、宗教的な人間観を包含するものであり」

 

観術の尊厳革命による真実の人間観の確立は、「人間であり、神仏であり、神仏以上の存在」と規定していることからもわかるように、体の人間であることも内包しているものです。

 

ですから、これまで歴史上の先人たちが提唱してきた人間観と、何一つ対立したり矛盾したりするものではありません。

 

なぜなら相対世界の人間観は、あくまでも観点と観点の解析の結果によるものですから、基本的にすべての観点が相対的には認められるべきものだからです。

 

そうした多様な観点も全部包み込みながら、より素晴らしい人間の尊厳性の確立のために、真実の人間観として規定し、提示しています。

 

例えば生物学者は、人間は70兆の細胞の集合体だという人間観を持つかもしれませんが、生命体としての人間観の尊厳も神秘さも意味も価値もありますし、生物学の観点ではそのような観点の解析になるのは当然のことだと思います。

 

また例えば物理学者は、人間は分子や原子、素粒子の集合体だという人間観を持つかもしれませんし、光の集合体として観ることも、力の集合体として観ることも、ひものエネルギー振動の集合体として人間を観ることもできるでしょう。物理学の観点でも、それぞれの観点の解析の意味や価値が沢山あります。

 

哲学者や宗教家も、さまざまな言葉と表現で、人間とはこういう存在だ、ということを唱えてきました。デカルトパスカル、カント、ニーチェなど、今に至るまで大きな影響を与えた人々はたくさんいますし、釈迦のように人間の実態を「不生不滅」と喝破した悟った人物もいます。

 

それらの多様な観点にも、それぞれの意味と価値があり、お互いが大きな心ですべて包み込みながら、認め合っていくことが望ましいものだと思います。

 

問題は、自分が正しいと思う人間観に固定され、他の人間観を否定したり非難したりすることから生じるものです。だからこそ、「観点の問題」を解決することが大きな意味を持つのです。

 

今までを包み越えていく意味で、観術では「包越次元上昇」という表現を使うことがあります。

 

今までを否定し、過去を切って前に進む「超越」ではなく、今までのすべてをひとつも無駄にせずにAll-winの全体の変化をもたらす「包越次元上昇」の人間観が、観術が提案する「現代」の新しい人間観です。 

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