観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

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慰安婦問題を巡っての朝日新聞に対する提訴の今後

慰安婦問題を巡り、朝日新聞が提訴されたようです。


8700人が朝日新聞を提訴 慰安婦報道で損害賠償と謝罪広告求め : 社会 : クリスチャントゥデイ

 

今日は、とりあえずこういう事態が発生していることだけ明記しておきます。

 

公正な法の裁きを求めて提訴する側には当然、提訴するなりの論理も根拠もあるでしょう。

 

そしてまた、提訴される側には提訴されるだけの背景がありますが、当然ながらすんなりと受け入れることもないでしょう。

 

慰安婦をめぐる問題は、多様な事情が深く広く、そして細かく固く根を張っており、一筋縄で解決できるものではありません。

 

ことは朝日新聞の提訴にとどまらず、日本と韓国の国家間の問題であり、そして少し視野を広げてみれば、日本と中国の関係にも通ずる問題であり、韓国と中国の関係にも影響する問題です。

 

さらに視野を広げれば、日本とアメリカ、アジアとアメリカの関係性にもつながっています。

 

そして、時間軸を溯れば、戦後70年の東アジアをめぐる国際関係の歩みと、「あの戦争」に至った近代のアジアと欧米主導の世界秩序との関係性の問題にもつながっています。

 

さらには、西洋が世界の覇権を握るに至った、植民地帝国主義産業革命、市民革命、科学革命、宗教改革大航海時代、そしてルネッサンスにまで。

 

今回の提訴の背景を大きく眺めれば、人類の歴史の痛みの縮図が、最も鮮明な形で顕在化しているようにも思える問題です。

 

アジアが今後どうあるべきか、ある程度まとめて、どこかのタイミングで書いていきたいと思います。