観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

Michael Barber(マイケル•バーバー)氏の「40年ギャップ説」に思うこと 〜その3〜

昨日、一昨日の続きです。

Michael Barber(マイケル•バーバー)氏の「40年ギャップ説」に思うこと 〜その1〜 - 観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

 

Michael Barber(マイケル•バーバー)氏の「40年ギャップ説」に思うこと 〜その2〜 - 観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

 

科学技術、情報技術(IT)、ロボット技術の進歩がもたらす問題にはどんなものが予想されるのでしょう。

 

ざっと思いつくまま列挙してみます。

 

情報データの受信、記憶、処理、認識、判断といった一連の作業は人間よりもロボットが優位になり、人間機能、人間の能力の劣位が明らかになる。

 

感情認識、共感能力、コミュニケーション能力が進化するロボットに対して、人間同士の関係性の劣位が浮かび上がってくる。

 

ロボットの労働能力が人間の労働能力を越え、経済原理からみれば人間は不要になり雇用が縮小、喪失される。

 

ロボットには真似できないイマジネーションや創造性を育む教育が必要だが、その切迫感や具体案が示されない。

 

人間の存在意義自体が根底的に疑問視され、レゾンデートルが崩壊、アイデンティティクライシスに陥る。

 

ロボットは終わりなく進化するのに、人間そのものはいつまでたっても本質的に進化できない。

 

ロボットと、ロボット技術を開発、活用する一握りの人間と、それ以外の従属的な大多数とに人間社会そのものが二極化される。

 

生命倫理が脅かされ、チップの埋め込み等により人間の機械化、ロボット化が進む。

 

人間特有の深い精神活動である愛や、生命の神秘である生殖活動そのものの価値が毀損される。

 

人間そのものに対して、虚無的、冷笑的な価値しか見出せなくなる。

 

逆に人間の有害性がクローズアップされるようになる。

 

あらゆる生産性、社会性において、人間よりもロボットが優位になる。

 

…と、まあそこまでいくと考え過ぎじゃないの?と思われるかもしれませんが、思いつくまま挙げてみました。

 

人間という存在は、

 

認識活動

生命活動

精神活動

生存活動

生産活動

 

といったさまざまな活動を常に作動させている生命体ですが、これらすべての活動における人間存在の活動意義そのものに対して、ロボットは強烈な疑問を呈しているとも言えるのではないでしょうか。

 

「人間は今のままで、本当によいのか、大丈夫なのか?」と。

 

この問いに対する答えはいかがでしょう?

 

私はもちろん「ノー」です。

 

人間は変わらなければなりません。

それも、究極的に深く本質的なところから、ハードウェア、ソフトウェアの両面ともにです。

 

科学の進化を補完して、また科学の良さも引き出して行けるための人間機能の進化の教育革命が本当に必要です。

 

観術教育の内容(what)と展開、効果(how)などについては長くなるので改めてしっかり言語化できるようにしていきますが、ご都合つく方はぜひとも4日間のワクワク観術セミナーリニューアルバージョンにご参加ください。

 

そして今年は、認識OSを活用した未来ビジョンの具体的な構想も、徐々に着実に、様々な場と媒体で表現していこうと思っています。

 

今の時代が、人類史上にない大変革期であることに気づいている人々との連帯が広がっていくように、楽しく真剣に取り組んでいこうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

《お知らせ》2015年からワクワク観術セミナーのリニューアルバージョンを担当します! - 観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)