観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

2015年、ロボット革命の年に問われるべき、人間回帰の本質論

先だって担当させていただいたワクワク観術セミナーでもお伝えしたんですが、2015年ははっきりと、ロボット革命の年になります。

 

既に多くの技術者が長年に渡り高度なロボット技術を開発し続けてきていましたが、一般家庭や街角で当たり前のようにロボットに遭遇するようになる出発の年が2015年になることは間違いありません。

 

この前、マイケル•バーバー氏のことを取り上げた時にも少し書きましたが、今の時代に生まれている子供たちは、幼少期からスマート社会が当たり前の環境です。

Michael Barber(マイケル•バーバー)氏の「40年ギャップ説」に思うこと 〜その1〜 - 観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

 

そして、今の時代に生まれている子供たちは、物心ついたときからロボットとコミュニケーションするのが当たり前の世代です。

 

現実的に、ひとつ大きな問題が必ず生まれてくると思います。

 

単純に考えて、ロボットと交流することと、人間と交流することと、心にストレスがかからないのはどちらでしょう。

 

当然ながら、ロボットのほうでしょう。

 

なぜならロボットは、人間が交流しやすいようにプログラミングして、その用途で使うからです。

 

人間の心は複雑です。

そして、情報知識が爆発的に増え、何をどう考えどう生きたらいいのか良くわからない上に、エゴの個人主義が増長している現代にあって、人との交流は強烈なストレスです。

 

そして単純に考えて、ロボットの知性の進化と、人間の知性の進化と、より大きな可能性があるのはどちらでしょう。

 

これも当然ながら、ロボットでしょう。

 

人間よりも遥かに大量のビッグデータを、人間の通常の脳機能ではまったく相手にならないほどに正確に高速データ処理し、予測し、判断し、そして指示してくれます。

 

時間が進むば進むほど、人間の存在価値、交流価値、労働価値、知的価値はロボットに比べて相対的に低下していくのではないでしょうか。

 

これほどまでに急激な時代の変化の大波の中で、政治や行政の現場で時代の潮流と未来を見据えた人間開発が本気で検討されていないのは、大きな問題だと思います。

 

地球社会は、人間よりも遥かに賢明な存在をこの世に生み出してしまいました。

 

ロボット革命の年に問われるべきは、人間とは何なのか、どうあるべきなのかという、人間回帰の本質論に他ならないでしょう。

 

人間開発の技術である認識技術•観術の必要性を、さらに強化していかなければならないと強く思います。

《お知らせ》2015年からワクワク観術セミナーのリニューアルバージョンを担当します! - 観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-