観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

憲法の解釈変更だけの集団的自衛権行使がもたらす、外交路線の問題点

安倍政権は、憲法を改正したがっています。

今日は要点だけですが、少しそのことを考えてみたいと思います。

 

2015年の日本が置かれた状況は、敗戦後や冷戦中のイデオロギー対立、東西両陣営に分かれての対立が演出された時代とは、大きく異なっています。

 

憲法についても、戦後の55年体制的な観点での改憲護憲論だけでは、もはや憲法論議を扱いきれなくなっているのは明らかです。

 

思想やイデオロギーといったバイアスをクリアにして、広く深く細かく洞察する観点が求められている時代状況です。

 

安倍政権憲法改正の主張は、今の憲法はそもそも敗戦占領期にGHQが主導して押しつけられたものだからという点と、名言はしませんが中国や北朝鮮などの軍事的脅威に対して、国民の生命と財産、国家の領土と主権を自ら守るために必要だから、ということだと思います。

 

さらに今年に入って、非常に懸念されるISとの関係性までもが加わりました。

 

いわく、「テロには屈しない!!」と。

 

人命を無慈悲に奪うテロが許されないのは当然のことですが、対ISに関係してアメリカの中東外交に一緒になって「正義」の旗を掲げ、それがもし集団的自衛権行使の論理にまでスライドしていくとしたら、それは大きな問題になると思います。

 

明日に続く。