観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

軍隊の力でテロリズムを解決できるのか

つれづれなるままですが、昨日のつづき。

 

ナイジェリアのイスラム過激派、ボコ•ハラムがISに忠誠を誓うという報道がありました。


ボコ・ハラム、「イスラム国」に忠誠誓うメッセージ :日本経済新聞

 

ボコ•ハラムという名称じたいが、「西洋の教育は罪」という意味だということで、大きくみれば西洋科学文明そのものを否定しています。

 

ISに賛同する人や組織が増えれば、世界のあちこちでテロが起こる可能性は上がっていくと考えるざるをえません。

 

根本的な疑問として、そういった動きに対して、軍隊の力で「テロを制圧する」という行動は、どこまで有効性があるのでしょうか。

 

実際アメリカは、世界最強の軍隊の力をもってしても、中東の問題を解決できずにいます。

 

そもそも軍隊は国と国との外交の延長で、国際法で決まったルールの中で軍事力を行使する組織集団のはずなので、戦う大前提は「軍隊と軍隊」の勝負のはずです。

 

戦争や戦闘の善悪の是非はひとまず置いておいて、その大前提の勝負のルールを共有できるはずがないテロリズムに対して、軍隊は根本的に有効な対応になりえないのではないでしょうか。

 

いろんな特殊訓練などもあるのでしょうが、そもそも「テロに屈しない。」と言って軍隊を出し、力で制圧、解決しようとすること。

 

これはさらに問題を大きく複雑化してしまうだけのように思うのです。