観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

ITが脳と物質と意識をむすぶ時代

今年に入って、とにかくIT、ロボット、科学技術の急速な進化についてのニュースをよく見聞きします。

 

技術は一朝一夕で出来るものではないので、技術者たちの長年にわたる素晴らしい努力が一気に結実している時期なのでしょう。

 

2045年問題などについても問題提起するイベントをしばしば目にしますが、実際、今までの既成概念を崩壊させる革命的な出来ごとが起こっています。

 

意識とは何か、という問いに対しては、物理的に計量できない抽象度の高い世界であったために、いままでは主に人文学から、そして脳科学からその本質に迫ってきていましたが、今、物理科学の分野からも肉薄している状況があります。

 

例えば、右手を動かす、という意識作用、考え、感情が、そのままデジタル信号化されて、物質であるロボットアームの動きに連結されてしまう。

 

あるいは、二人の人間がカンタンな機械装置を媒介にして腕にセンサーをつなぎ、片方が腕を動かす、と意識したら、その意識作用がもう一人にデジタル信号化されて、勝手に同じように腕が動いてしまう。

 

脳の作用、意識の作用が、0、1のデジタル信号に置き換えられて境界線がなくなり、すべてつながってIT、ロボットの世界と一体化していく時代です。

 

これがもたらす利便性はもちろん沢山あると思いますが、同時に人間という存在じたいに様々な強烈な問題提起ももたらしています。

 

それについては、近々少しまとまった形で書いてみたいなと思います。

 

最終的には、人間の認識機能そのもの、人間の尊厳性そのものをどう高めるか、というテーマに必ず行き当たります。

 

認識技術•観術がなぜ今の時代に必要なのか、時代の流れと完全にクロスするタイミングが、もうすぐそこまで来ているのだと思っています。

 

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