観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

米軍のIS(イスラム国)空爆一年の報道を聞いて

米軍のIS空爆から8日で一年、

有志連合との空爆が5900回にものぼったとの東京新聞の報道を目にしました。

www.tokyo-np.co.jp

ひところの勢いは失っても、外国人戦闘員の流入はいぜん止まらず、膠着状態に入り、根本解決にいたる道筋もまだ見えてはいないと。

 

記事によれば、ハーバード大学のウォルト教授は専門論文の中で、将来は国際社会がISを国家承認する可能性にまで言及した、とあります。

ISの非道性や問題点は踏まえた上で、ISが生まれた背景や彼らの主張も理解しながら、考えうる限りの多角的な対処法を生み出す作業がこれから求められてくるのでしょう。

 

第二次大戦後イスラエルの建国以降、中東戦争湾岸戦争911テロ後のイラク戦争からISとの戦闘に至るまで、半世紀以上にわたって不安定な中東と、アメリカとの関係。

 

戦争を望む背後の勢力の策謀ももちろんあると思いますが、いずれにせよどうやってこの地域の安定をもたらすことができるのか。

 

古くはユダヤキリスト教イスラム教の出自にまで溯る、この地球的課題。

 

超長期的な取り組みが必要な道のりですが、人間の尊厳性、各国家各民族各宗教の尊厳性をしっかり守りながら、和平到来までのグランドビジョンを描いていくことが求められて行きます。

 

日本は当然ながら、戦闘行為に参画するのではなく、平和の実現へ向けた智慧をしぼっていくべき役割を担って欲しいと思いますが、現状からはまだそこまで踏み込み難いでしょう。

 

本当の意味での平和国家、日本への変化を、構想していかなければいけないですね。

 

戦争の根本原因、「観点の問題」を知ること。

自分にできる一歩としては、まずその重要性を身近なところから出来る限りまで伝えて行きたいと思いました。 

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