観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

世界大学ランキングで日本とアジアの大学の評価を聞いて思ったこと

世界大学ランキングで、東大や京大のランクが落ちて、シンガポールや中国、香港などアジアの大学のランキングが上がっていると知人から聞きました。

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ネットで見たら、なるほどその通り。

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もともと日本でランキング100位以内に入っているのはずっと東大と京大のみですが、その双璧がランキングを落としたのだから、大学関係者や文科省にとってはショックかもしれません。

 

上に添付したQSの評価では、シンガポール、香港、中国、韓国の大学に次いで、日本は京大が38位、東大が39位です。

 

もちろんランキングがその大学とその国の教育と研究の質を計る基準の全てではないと思いますが、大事な判断材料です。

 

これを、日本の教育に抜本的検討が否応無く突きつけられているひとつの証左と捉えるならば、教育全般に対する問題意識と関心が継続的に高まって行って欲しいと思います。

 

しばらく前のブログでマイケル•バーバー氏のことを取り上げましたが、いずれにせよ今までの延長上での教育では大きく行き詰まっていくことが予測される以上、大きな教育革命が必要です。

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しかし私が改めて思ったことは、ほかに二つ。

 

ひとつは、世界の教育のチャンピオンは、見事なまでにアメリカ、イギリスはじめ欧米圏が握っているなあ、ということ。

 

カリフォルニア工科大学スタンフォード、オックス•ブリッジ、MIT、ハーバードなどなど、燦然と君臨する世界の大学教育のチャンピオンたち。

 

長い長い歴史の蓄積があってこその今なので、そこに対する敬意は当然のこと。

しかし、チャンピオンに挑戦し、チャンピオンを越えるチャレンジャーの意志と気概は必要です。

 

その観点でみれば、私は二つ目に、アジアの諸大学の台頭は、とっても嬉しく思います。

 

日本の中から観れば、今までアジアのチャンピオンだと思っていたのに遅れを取りそうで懸念事項でしょうが、アジア全体で観れば、近代以降西洋が牽引してきた学術界にアジア諸国がこれくらい存在感を持てるようになってきたことは素晴らしい健闘だとも捉えられるからです。

 

いずれにせよ日本は、深く広く大きな視野で、これからの時代の教育の本質と効能を真正面から考え直さなければいけない時期に来ていると思います。

 

最後に余談で。

日本の人事担当者が選ぶ大学総合ランキングでは、京都大学が1位、筑波大学は4位ということで、母校の高評価を嬉しく感じました。(京大は院を中退したので母校と言うにはおこがましいですが。)

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これからの時代の人間にとって本当に必要で価値ある教育とは何なのか、今回のランキング結果をきっかけに、日本が先進的な教育文化大国に変容していくことを願います。

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