観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

“Common Ground” 全米日系アメリカ人博物館(Japanese American National Museum)にて

LAに来ています。

 

といっても、本場のディズニーに行くでもなく、ロデオドライブでショッピングを愉しむわけでもなく。

 

NRのアメリカ展開が決まってからずっと行ってみたかった、リトルトーキョーの地域にある全米日系アメリカ人博物館(Japanese American National Museum)へ。

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www.janm.org

19世紀末から、この地に移住し始めた日本人の祖先たち。

 

今とは全くちがう当時の時代背景の中で、生きて行く上でどれほどの苦労や苦難があったのか、想いは尽きません。

 

差別と戦い、排日運動と戦い、共同体で支え合いながら、またアメリカの人々との友好や交流も深めながら過ごされた、数十年の歳月。

 

そして、真珠湾攻撃とともに「敵性外国人」として家を追われ、解雇され、逮捕され、財産を失い、強制収容所に入れられた、12万313人の日系人

 

抗えない時代の空気の中で生きた、ひとり一人のその数奇な運命に対して、語るべき言葉がまだ見当たりません。

 

ちなみに1988年には、レーガン政権下で既に公式に謝罪、補償が行われています。

 

いろんな想いが去来した中、特に心に残っているのは、館の展示の中心コンセプト。

 

“COMMON GROUND(共通の基盤•一致点)”

 

日本とアメリカという二つの国の狭間に生きる中で、ひとつのコミュニティを結びつける「何か」を模索すること。

それは日系人の歴史の中で、いつも祖先たちの心にあった深い想いだったのだと思いますし、今も現在進行形のことなのだと思います。

 

では人間社会という大きなコミュニティを結びつける、“COMMON GROUND”とは?

 

五感覚脳の観点を基準にして「違い」を常に認識し、そこから争う、人間共通の課題。

 

脳の認識水準を越えること。観点の問題をゼロ化して、もうひとつ高次の観点に隠れた真実のひとつの世界に出会うこと。

そして、そのひとつの世界を、関係性の基準点にすること。

 

歴史の悲劇を想いながら、未来に向けてせめて今から自分に出来ることは、人間共通の“COMMON GROUND”、真実のひとつの世界を基軸教育として提案することなのだろうという思いを新たにした日でした。

 

いつかアメリカでNRの研修が始まったら、ここはぜひみんなで訪ねたいものです。

blog.kanjutsu.net

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