観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

ワシントンD.C.にて 14年前と変わらない「対テロ戦」という大義

ワシントンD.C.に来ています。

14年前の2001年、9•11テロを機に、「対テロ戦」の意思決定がなされたところ。

 

ニュースでは、パリのテロを受けて、イギリスもシリア空爆に議会採決と。

www.nikkei.com

14年間アフガン、イラク空爆して、何も平和への道が見えていないのに。

アフガニスタンからはまだ撤退できずにいるのに。

大量破壊兵器なんか見つからなかったイラク戦争の結果、イスラム国が創られたのに。

 

この14年でかえってテロは世界に拡散されるように仕組まれたから、フランスでのテロが起こったはずなのに。

それで、中東のみならず、世界各地に理不尽なテロと戦争の犠牲者が溢れ帰ってしまう悲劇をもたらしているのに。

 

それでも、「対テロ戦」の大義のために、今度のターゲットはシリア。

有志連合に名を連ねたい日本の現政権は、夏に安保法制を通したばかり。

 

空爆して、いったいそれでテロの問題をどうしようという未来ビジョンなのだろうか。

 

意思決定機構がしっかり定まった対国家なら、空爆して破壊し尽くして白旗上げさせて降伏、終戦、占領統治もあるでしょう。

かつて日本がそうされたように。

 

でも国際法にのっとった交渉が完結しない非対称戦争の時代の空爆は、対話による着地点などありえないのだから、テロは根絶できず、悲劇と憎しみを延々と連鎖させるだけではないのか。

 

かといってベトナム戦争のときのように地上軍を送り込んで、というのも世論的には絶対にむつかしいし、その覚悟もリスクも当然追えない。

 

いったい、「対テロ戦」の名の下に軍事的強者が連合して最先端科学技術で空爆し、大量の民間人を殺傷したその果てに、どんな「平和」を描いてるのだろうか。

 

一方でテロの恐怖の名の下に、着々と進行する、権力による監視社会体制。水面下での世界のコントロール。

 

報道で取り上げられる先進国の犠牲者を悼むだけでなく、少しイマジネーションを働かせれば、この地球上で起こっている実情は、現実から観れば怒りと悲嘆しか感じられない。

 

安易な力の報復では決して解決しないことは分かりきっているのに、その処方しかしようとしない、世界のトップエリートリーダーたち。

 

それでも、未来に進んで行くために。

 

なにが争いの根本原因なのか、なぜ戦争は終わらないのか。

 

平和の祈りだけではなく、争いの根本原因を明確にゼロ化する道。

人間の分離意識、五感覚脳の観点固定がもたらす本質的問題を解決する道。

 

NRのビジョンはここアメリカで、未来どんなふうに伝わり、広がっているのだろう。

 

現実の観点も直視しつつ、でも現実から抜けて、一番深い心で美しい未来を今ここに感じながら。

今日の一日を大切に。

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