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観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

北朝鮮のミサイル報道に思う、言語の障壁と「観点の障壁」

北朝鮮のミサイル報道が沸騰してます。

今回どんな対応と結果になるにせよ、核開発、ミサイル開発の問題はこの先もずっと解消されることはありません。

 

中国やロシアも懸念を表明しているようですが、アメリカ、韓国、日本をはじめ国際社会からの圧力がかえって北朝鮮を硬化させ、孤立化させて、事態がより悪化する可能性も考えなければならないのではないかと思います。

 

なんともむつかしい、この「関係性の問題」。

 

一方で、人間がコミュニケーショをとるための道具である「言語」については、その障壁が向こう10年程度で完全に消失するだろうという見解を目にしました。

jp.wsj.com

進化し続けるIT、ビッグデータの時代。

 

外国語の習得に伴う苦労や発見、喜びなどはさておき、善かれ悪しかれ、科学技術の勝利によって「言語の障壁」が無くなる未来は間違いなさそうです。あとは時間の問題。

 

しかし、そうしてバベルの塔を意のままにできるようになったとして、人々や国家間の相互理解や信頼が今よりも飛躍的に深まっていくのかと言えば、そんな未来は想像しがたいでしょう。

 

個人から、家庭、国家にいたるまで、関係性の摩擦、衝突、対立がもたらす、多様な問題。

 

それを根底から解消するのは、翻訳ツールによって「言語の障壁」を突破できる科学技術ではないでしょう。

 

「言語の障壁」そのものが消失していくのは素晴らしいことだと思います。

が、その先にもうひとつ、より根底的なところで、あらゆる関係性の問題を生み出す、人間社会の最後の障壁を越えないといけません。

 

自他を分離し、それぞれの判断基準で相手を批判、非難し、自分の判断基準に合わないから、否定、排除、破壊しようとする、「観点の障壁」。

 

人間という存在の脳機能が持つ、人間の宿命的な課題。

 

国家民族宗教に関係なく、誰もが越えなければならない、人間共通の課題です。

 

それを可能にするための教育として世界に提案したい、認識技術・観術。

 

観点をゼロ化し、そして再創造し、人間の尊厳性と可能性を開花させる、人間開発が求められている時代です。

 

大統領選の報道が飛び交うアメリカで、アジアの現状を思いながら、改めてそう思いました。 

blog.kanjutsu.net 

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