観術総合研究所 - 代表・内海昭徳(うつみあきのり)-

ひとり一人の尊厳性と可能性が花開く、尊厳社会へ

今、こことの出会い方

人間は、本当の今、ここを認識することができません。

 

脳が認識する現実世界は、情報の入出力に際して、必ず微妙な時間を要します。

 

視覚情報だけを考えても、網膜に入力してから視神経を通して脳の各部位に伝達され、それが現実というひとつのスクリーン画面として投影されるまでには、物理的時間が必要だからです。

 

今、見ている、と思っていること、今、ここ、というのは、実は観念にすぎません。

 

カントは、人間が今認識している月は、既に過去の月だ、ということを言ったそうです。

 

今、ここと、どう出会うのか。

 

そのためには、脳を基準点においた認識の仕方では不可能です。

 

真実そのもの、そのロゴスを得て、今、ここと出会うこと。

 

そこにある感動や美しさが、21世紀の人間の認識として共有されていったらいいなと思います。 

blog.kanjutsu.net

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